工学部機械工学科 浅川拓克講師が、北海道科学大学短期大学部 自動車工学科 芳賀誠一教授と亘理修准教授とともに、「災害時等における高度緊急処置対応DMATカーの開発」についての共同研究を開始しました。
DMATとは、「災害急性期に活動できる機動性を持ち、被災地へ迅速に駆けつけ救急医療を提供するための専門的な訓練を受けた医療チーム」のことで、「Disaster Medical Assistance Team」の頭文字を略し、DMATと呼ばれています。
災害時においては、建物の倒壊した建物の下敷きや、土砂災害の発生により、家屋や車両が流出した土砂や瓦礫に埋もれてしまうなどの事故が起きやすく、 体の一部が挟まれ長時間圧迫されると、筋肉が損傷を受け、組織の一部が壊死します。 そして、その状態から解放されると、壊死した組織細胞が血液中に大量に流れ出し、意識の混濁や心停止などが引き起こされる