8月19日、轟木小学校にて防災教室を行いました。これは、八戸市教育委員会が行っている防災教室支援事業の一環です。今回のテーマは「学校における防災?減災対策~児童生徒の命を守るための環境整備~」で、土木建築工学科の加藤雅也教授が講演しました。
前半では教育施設に求められる防災について、大川小学校(宮城県石巻市)の事例を挙げて説明しました。また、津波の基礎知識や性質を動画等を交えながら解説し、理解を深めていただきました。
後半では、轟木小学校が行っている避難訓練について専門家の視点からアドバイス。加藤先生が実際に避難経路を歩いて撮った写真を見ながら、危険が潜む場所を再確認しました。課外活動で学区を離れている時や登下校時等、多様なケースに備えて避難のシナリオを作ることが重要ということでした。小学校の先生方からは、「今回のお話を次の避難訓練に活かしたい」との言葉をいただきました。
(2021年8月19日 掲載)