日本は周囲を海に囲まれ、海から有形無形の恩恵を受けています。一方で、常に海岸侵食、高潮、津波などの海岸災害の危険性に晒されています。風光明媚で自然豊かな沿岸域を持続可能なものとしていくためには、沿岸域で生じる物理現象を解明し、災害対策、環境保全を講じていく必要があります。そこで、波や流れと構造物や地盤の相互作用特性を水理模型実験や数値流体シミュレーションにより検討し、対策に資するための研究を行っています。