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土木建築工学科4年生が階上町管理橋梁の現場見学会に参加しました(10/26更新)

 階上町と本学の連携協定に基づき、階上町管理橋梁の見学会が10月13日に開催されました。本学から土木建築工学科の4年生が参加し、役場職員の方から説明を受けました。また、これは「寒冷地小規模橋梁研究会」の活動の一環でもあり、同研究会は長谷川明名誉教授が会長を務めています。

 当日はまず、階上町管理橋梁の現状について説明していただきました。現在43橋あるうち、早期措置段階の「判定Ⅲ」となっている5橋の補修を今年中に終える予定とのことでした。
 今回は、皀角子橋、向見通り橋、下沢橋、小松倉橋、清水下1号橋を見学しました。実際に橋を見ながら老朽化や維持管理の説明をしていただき、参加した学生は真剣な表情で耳を傾けていました。

(2021年10月14日 掲載)

●2021年10月23日(デーリー東北)
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(デーリー東北新聞社から許可を得て掲載しています。)

(2021年10月26日 追記)

皆川俊平准教授(創生デザイン学科)がサプリメント商品のパッケージデザインを担当しました(10/22更新)

 この度、株式会社東北すっぽんファーム、ヴァンラーレ八戸、本学によるコラボ商品「温泉すっぽんアミノ+プロテオグリカン」(サプリメント)が発売されます。パッケージのデザインは、創生デザイン学科の皆川准教授が担当しています。

 本件について、10月7日に記者会見が行われました。
 株式会社ヴァンラーレ八戸の下平賢吾 代表取締役社長は、地域の生産物を県内外に発信していくことの大切さに触れ、商品開発の経緯を話しました。株式会社東北すっぽんファームの甲地慎一 代表取締役社長は、商品の特徴や成分についてご自身の経験を交えて説明し、商品をアピール。ヴァンラーレ八戸のキャプテン、新井山祥智選手は、地域の企業と大学とコラボできることを喜びました。
 本学から会見に出席した皆川 准教授は、パッケージのデザインを「すっぽんがエンブレムに噛みつくイメージ」と表現。すっぽんが上に昇っていく様子から、スポーツチームの勝利を願うことにも触れました。

 商品に関する詳細や販売場所については、株式会社東北すっぽんファームおよびヴァンラーレ八戸のホームページをご確認ください。

(2021年10月7日 掲載)

●2021年10月8日(デーリー東北)
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(2021年10月8日 追記)

●2021年10月19日(東奥日報)
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(2021年10月22日 追記)

創生デザイン学科学生の作品が「お国ことばで縄文かるた」で入選しました

 創生デザイン学科では「地域文化論」の講義で、縄文文化を含めた地域の歴史や文化を取り上げています。今回はその一環で、NHK青森放送局「お国ことばで縄文かるた」の読み札募集に学生たちが応募。1000点以上の応募の中から、創生デザイン学科3名の作品が入選しました。
 講義担当の石毛先生と川柳の作成指導をした川守田先生は、世界に誇れる北海道?北東北の縄文遺跡群の素晴らしさを学びながら、若い世代が疎遠になりつつある方言に親しみを持つきっかけになればと応募の動機を語っています。

<入選作品と作成した学生>

隣接してる環状列石は まんず めずらしっきゃ(創生デザイン学科1年 永井陽月さん)
永井さん:小さい時に訪れた地元?秋田の遺跡と祖母が使う方言を思い浮かべて作りました。
     今後は八戸の遺跡にも行ってみたいと思います。

むがしがら 八戸の貝は うめごった(創生デザイン学科2年 佐藤理子さん)
佐藤さん:遠足などで是川遺跡を訪れる機会があり、縄文文化は身近な存在でした。
     縄文に馴染みの薄い若い世代を意識して読み札を作りました。

歴史ある たげいい遺跡 行ってみへ(創生デザイン学科2年 千葉大地さん)
千葉さん:地元に三内丸山遺跡があり、何度か訪れたことがあります。
     「たげ」という津軽弁を取り入れて縄文文化をアピールしました。

(2021年10月15日 掲載)

大学院工学研究科の学生が「防災ミニ勉強会」の講師を務めました

 10月9日、大学院工学研究科 社会基盤工学専攻 博士後期課程1年の堀合紳弥さんが、日本防災士会岩手県支部主催の「防災ミニ勉強会」で講師を務めました。堀合さんから当日についてレポートしていただきました。


 岩手県山田町出身で土木計画学分野での災害避難研究に取り組んでおり、今回は会員となっている日本防災士会岩手県支部が開催する防災勉強会の第1回目の講師として依頼されました。

 講演では、東日本大震災での被災経験に基づく今後の災害対策への重要なポイントや、震災を知らない世代の子どもたちへ災害を語り継ぐ意味について、研究での調査結果や水理実験の動画などを織り交ぜながらお話ししました。
 この会は万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网感染症対策としてオンライン形式で開催されたため、岩手県内だけでなく、千葉県や高知県在住の防災に興味関心がある方や、地域で防災活動に取り組まれている方も参加され、参加者からは「実際に被災経験のある方からの体験談や、実験動画での波と津波の違いについてのお話を聞くことができ、貴重な経験となった」との感想を頂きました。

 今回の講演を、想定される南海トラフ巨大地震や首都直下型地震に対する地域防災?減災活動に役立てていただければ幸いです。また、私自身も、津波や河川洪水などの災害による人的被害を減らすため、地域防災の強化に役立つ研究活動を引き続き行い、得られた知見を社会に提供していきたいです。

(2021年10月12日 掲載)

第49回「工大祭」の開催(変更)について

 万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网3年10月9日(土)?10日(日)に開催を予定しておりました、第49回「工大祭」は、万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网感染症拡大防止のため、11月6日(土)に延期をし、対面での開催からリモートでの開催に変更となりましたので、お知らせいたします。「工大祭」を楽しみにしてくださっていた皆様には、大変ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
 11月6日(土)開催の詳細につきましては、決定次第、学園祭特設サイトにてお知らせいたします。

学園祭実行委員会

オンラインによる「同窓生の集う会」を開催しました

 10月2日、YouTubeとZoomを利用した「同窓生の集う会」が開催されました。
 前半は本学多目的ホールを配信会場とし、YouTubeの生配信を実施。齊藤克治さん(2003年システム情報工学科卒業)と赤石美友さん(2021年創生デザイン学科卒業)が司会を務めました。

 初めに、福士信雄 同窓会会長から挨拶がありました。福士会長はまず、日頃の同窓会活動への協力に感謝を述べました。またコロナ禍において、オンライン上ではありながら、同窓生と同じ時間を共有できることを喜びました。来年は開学50周年の節目であり、「同窓会としてこの記念事業にぜひ貢献したい」と話しました。

 続いての坂本禎智 学長による挨拶では、学部?学科の改組と50周年に向けた活動について説明がありました。幅広い教養を身に着けることが求められていることから、それに応えるべく、来年度から新たな体制がスタート。来年は「50年を振り返り、支えてくれた方々に感謝を伝え、先のビジョンを掲げ進化を誓う機会」と表現しました。同窓生とともにさらなる社会貢献を目指すという、未来に向けた決意で締めくくりました。

 途中、大学のイメージ動画や新たな学部学科体制の説明スライドで、大学の近況を報告。また、来年の50周年に向けた動画も流されました。そこでは大学の歴史や過去の写真を紹介した後、現在行われている周年事業について説明がありました。
 最後は同窓生の方々からいただいたたくさんのメッセージが紹介され、配信は終了しました。

 後半はZoomを利用し、乾杯イベントを実施。初めての開催形式でしたが、近況報告や校歌の合唱で盛り上がりました。同窓生の方々はそれぞれの場所で、飲み物を片手にカメラ越しの交流を楽しんでいました。

 次回こそは、同窓生が一堂に会し直接言葉を交わせることを願い、今年度の「同窓生を集う会」は幕を閉じました。
 ご参加いただいた皆さまに感謝申し上げます。どうもありがとうございました。

 

(2021年10月4日 掲載)

日本蘚苔類学会の新ロゴマークに創生デザイン学科の学生の作品が採用されました(10/1更新)

 日本蘚苔類学会創立50周年記念事業として同学会の新ロゴマークが募集され、創生デザイン学科4年?貝塚彩乃さんの作品が採用されました。9月4日に行われた第50回記念宮崎オンライン大会にて発表があり、リモートで表彰を受けました。
 
 9月16日には記者会見を行い、貝塚さんと高屋教授(創生デザイン学科 学科長)、鮎川准教授(生命環境科学科/日本蘚苔類学会 広報幹事)が出席しました。
 貝塚さんは作品について「『ルーペでコケを観察する』体験を、研究者?学識者らが常に持ち歩くルーペにシンボライズさせてデザインし、一般の方にもワクワク感が伝わるようルーペの中にタマゴケを配置した」と説明。タマゴケはこれまでのロゴマークにも使用されており、敬意を表する形で今回もデザインに取り入れたとのことでした。「(採用を聞いた時は)選ばれると思っていなかったので驚いた」と笑顔を見せました。

 日本蘚苔類学会の広報幹事である鮎川准教授は、ルーペは蘚苔類学者の必需品であることに触れ、「デザインする上でそこに着目したことは、研究者にも目を向けてくれたようで嬉しい」と話しました。

 作品の応募にあたり指導したゼミ担当の高屋教授は、デザインの視点から今回の作品を解説。ロゴマークとして、さまざまな大きさで使用された時の見やすさを意識することなどをアドバイスしたそうです。作品が採用されたことを貝塚さんとともに喜びました。 

(2021年9月21日 掲載)

●2021年9月28日(東奥日報)
新聞記事はこちらからご覧ください。
(東奥日報社から許可を得て掲載しています。)

●2021年9月30日(デーリー東北)
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(デーリー東北新聞社から許可を得て掲載しています。)

(2021年10月1日 追記)

創生デザイン学科の工芸実習~藍染編~

 晴天に恵まれた9月29日、創生デザイン学科の講義「工芸実習」が行われました。この講義は、工程を理解し、その知識や体験を今後の制作に生かそうとする意欲を身につけることが目標の一つになっています。
 今回は、生地の一部を縛って模様をつける絞り染めという技法で、藍葉を使用して実施。
 
 講義担当の川守田先生が準備した藍葉を水の中で揉み出し、色素を抽出して染液を作りました。布生地をその中に浸し、全体になじむよう染めていきます。学生は輪ゴムや糸で絞り模様をつけた布を丁寧に染色していました。

 液から取り出したら軽く絞り、広げて空気にさらします。その後水洗いをし、色止めとして定着液を入れた桶へ。再び乾燥、水洗いを経て、風にあてて乾かしたら染色の作業は終了です。

 模様に一人ひとりの個性が発揮された、素敵な作品になりました!学生はそれぞれの作品を見せ合ったりと、終始楽しそうな様子でした。

 この「工芸実習」は今後、陶芸や木工などの実習も行われる予定です。学生たちは、それぞれの素材特性を生かした造形を実践し、デザインにおける表現方法を習得することを目指します。

(2021年9月30日 掲載)

万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网3年度保護者懇談会(電話懇談)の実施およびアンケートのお願いについて

万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网3年度保護者懇談会(電話懇談)の実施およびアンケートのお願いについて

  • 9月中旬までに電話懇談を申込みいただいた保護者の皆さまへ

9月下旬に、電話懇談の日時を記載したおハガキを郵送しておりますのでご確認ください。

お手元に届いていない場合は、お手数ですが事務部へお問い合わせください。

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【第2報】

万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网3年度保護者懇談会(個人面談)の中止および電話懇談への切り替えについて

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来る911日(土)、12日(日)本学を会場として開催予定の個人面談につきまして、万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网の急拡大に伴い、別添のとおり中止とさせていただきます。

個人面談をご希望されておりました、保護者の皆様には、別途通知いたしますとともに、電話懇談に切り替えることもできますので、是非ご参加くださるようお願いいたします。

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【第1報】

万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网3年度保護者懇談会開催のお知らせ

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万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网3年度保護者懇談会につきまして、『八戸会場(個人面談)』と『電話懇談』を次のとおり開催いたします。

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八戸会場(個人面談)

日時:911日(土)(対象1?2年生)10001300

9月12日(日)(対象3?4年生)10001300

会場:万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网

形式:個人面談

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電話懇談

日時:102週目~5週目(平日のみ)午前?午後  (日程に変更がございますので第2報でご確認ください)

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ご参加には事前申し込みが必要です。

八戸会場(個人面談)、電話懇談に関する詳細につきましては、「保護者の皆様へ」をご覧ください。

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保護者の皆様へのご案内は、別途7月中旬(予定)に書面でも郵送させていただきます。

今後、万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网の感染拡大状況によっては、保護者懇談会(八戸会場(個人面談))を中止することがあります。その際はホームページで情報発信いたしますので、ご確認ください。

また、保護者の皆様のご住所について、大学に登録されている住所と相違がある場合は、早急に「保証人住所変更届」(担当:学務部 学生支援担当)を提出くださいますようお願いいたします。

【お問合せ先】

万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 事務部 学事担当

TEL:0178-25-8111

E-mail:syomu@hi-tech.ac.jp

川守田礼子准教授(創生デザイン学科)が、南部菱刺しの研究において東北文化奨励賞を受賞(9/27更新)

 今春、創生デザイン学科の川守田准教授が「第3回インテリジェント?コスモス東北文化奨励賞」を受賞したことについて9月27日、オンラインによる授与式が開催されました。

 授与式では受賞者の研究内容や今後の抱負について発表があり、川守田准教授は自身の研究である「南部菱刺し」について、その歴史を交えながら説明。今後、菱刺し製作の継承方法を探っていくことに向けても意欲を語りました。「表彰を新たなスタートとしてこれからも精進したい」とのコメントで発表を締めくくりました。

(2021年9月27日 掲載)



●2021年5月18日(東奥日報)
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(東奥日報社から許可を得て掲載しています。)

●2021年5月30日(デーリー東北)
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水交会による「万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网感染症対策品」寄贈式が行われました(9/27更新)

 電気系学科同窓会の水交会が、「サーモグラフィカメラ非接触型顔認証検温器」2台を電気電子工学科に寄贈しました。9月17日に寄贈式が行われ、水交会 副会長の河原木琢也様と電気電子工学科 学科長の石山武教授が出席しました。

 河原木さんは、コロナ禍においても学生の学びを継続させることの大切さに触れ、今回の寄贈品を「安心して対面授業を行う一助としてほしい」とおっしゃっていました。石山学科長は同窓会の支援に感謝し、在学生が水交会への理解を深めるきっかけにもなることを期待しました。

 水交会は1976年に設立され、現在の会員は約4,000人。昨年も電気電子工学科に万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网感染症対策として、非接触型体温計などを寄贈しています。

(2021年9月22日 掲載)

●2021年9月24日(デーリー東北)
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(2021年9月27日 追記)

「HITリケジョLABO」のホームページを開設しました(9/21更新)

 「HITリケジョLABO」は、小、中、高校生を対象とした理系の進路選びに関わる現状調査や講演会(出張講義)のほか、相談窓口となることにより、北東北での理系女子の増加を目的とし昨年、発足しました。八戸や大学の枠にとどまらず、北東北の理系女子を応援し、女子の理系の進路選択に関する迷いや悩みに役立てるよう活動していきます。どうぞ、お気軽にお問合せください。なお本会は「はちのへオープンイノベーションプラットフォーム」に参加、助成を受けて活動しております。
 詳しい活動内容やお問い合わせ先につきましては、こちらのホームページからご確認ください。

(2021年8月27日 掲載)


●2021年9月16日(東奥日報)
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(2021年9月21日 追記)

H.I.T.特別養成プログラム受講生がオンラインイベントで発表を行いました

 9月14日、土木建築工学科1年の市川みうさんが、「IoTLT」に参加しました。「IoTLT」は会員数1万人超の日本最大のIoT技術コミュニティです。毎月1回、会員によるIoT関連の発表が行われています。本学では、システム情報工学科の本波先生が会員となっています。

土木建築工学科1年
市川みう さん

 市川さんがこのイベントに参加するきっかけとなったのは、本学のH.I.T.特別養成プログラムの科目、特別専攻ゼミナールでした。希望の学科?研究室を複数選択してゼミを受けられるもので、市川さんは本波先生の研究室でプログラミングを学んでいます。
 今回は「AIでモーターカー操縦~建築女子が初めてプログラミングしてみました~」というタイトルで発表。未経験の分野に挑戦する様子を紹介しました。プログラミングを組む際の計算について「数学以外で三角関数を使う時が来ると思わなくて楽しかった」と言い、この感想が視聴した方の印象に残ったようです。市川さんは、今回扱ったAI認証は普段の生活でも触れることがあり、興味が湧いたと話し発表を締めくくりました。市川さんが発表したYouTubeはこちらからご覧いただけます。

 特別養成専攻ゼミナールでは市川さんのほか、機械工学科2年の野田大陽さんも本波研究室で学んでいます。野田さんも「IoTLT」で発表する予定で、現在日程を調整しています。

プログラミング作業をする2人 (左)野田さん (右)市川さん

(2021年9月16日 掲載)

下北地区の豪雨災害調査を実施しました

 万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网インフラ?防災技術社会システム研究センターでは9月8日、青森県県土整備部の要請を受けて8月10日に発生した下北地区の豪雨災害調査を実施しました。
 長谷川明名誉教授(橋梁工学)、土木建築工学科?竹内貴弘教授(水工学)、土木建築工学科?金子賢治教授(地盤工学)、土木建築工学科?高瀬慎介准教授(計算力学)の4名が参加しました。
 小赤川河口付近の小赤川橋の被災現場では、豪雨をきっかけとする洪水に関して、斜面災害?砂防?洗掘?流木堆積など、様々な事象が複雑に関連して発生した橋梁崩落について視察しました。また、国道279号線沿いで発生した多数の斜面崩壊についても調査を行いました。

 ご協力をいただいた青森県県土整備部や(株)キタコン(弘前市)の方々にこの場をお借りして感謝申し上げます。
 現地は、想像以上に大きな被害を受けておりました。被災された方々には心からお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

(2021年9月9日 掲載)

田中義幸教授(生命環境科学科)が、浅所小学校児童たちによる55年間にわたる白鳥観察記録を、平内町白鳥を守る会と共に論文として公表しました(9/3更新)

●2021年3月28日(東奥日報)
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(東奥日報社から許可を得て掲載しています。)

●2021年3月31日(東奥日報)
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(東奥日報社から許可を得て掲載しています。)

合わせて、以下のメディアにも取り上げられました。

河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
55年間一日も欠かさず 小学校のハクチョウ観察記録、研究論文に 青森?平内

毎日新聞(リンク先記事は有料記事です)
児童の日記「学術的価値」 ハクチョウ観察50年、延べ2000人 八戸工大教授、論文にまとめ公開 平内 /青森

朝日新聞デジタル(会員記事) 2021年7月18日掲載
小学生のハクチョウ観察日記、科学誌に 研究者も絶賛:朝日新聞デジタル

朝日小学生新聞 2021年9月3日掲載
世界も認めた!小学生のハクチョウ記録 学術的な価値あり、科学誌に掲載

履修証明プログラム「HIT土木工学基礎プログラム」に関する記者会見を行いました(8/31更新)

 8月25日、十和田市 建設会館にて「HIT土木工学基礎プログラム」に関する記者会見を行いました。これは、社会人に向けたリカレント教育の一環で、本学では初めての取り組みとなります。 

 本プログラムは、若手土木技術者を対象として、地域の将来を担う人材(能力)を養成することを目的としています。土木工学の6分野について3年間にわたり総計60時間の講義を行い、プログラムを修了することで土木技術者に必要な専門分野に関する“基礎的事項”を身に付けることができます。
 青森県建設業協会上北支部、青森県土木施工管理技士会上北支部の共催のもと開講することとなりました。

 記者会見では、初めに金子賢治教授(学長補佐)がプログラム開設の経緯を説明しました。
「履修証明制度」は2007年の学校教育法の改正により、大学が社会人に対する教育を提供することを目的に創設されました。金子教授は地元建設業において技術者が高齢化し、担い手が不足している現状に言及。本学が持つ知的財産を地域に還元することは、その課題解決の一端を担うことにも繋がります。

 続いて、竹内貴弘教授(土木建築工学科 学科長)がプログラムの内容を説明しました。1年目となる今年度は、「材料」と「環境」に関する20時間分の講義を行います。いずれの分野も、ポイントとなる部分をそれぞれの専門教員が教授します。

 会見には、柏崎尚久様(青森県建設業協会上北支部 副支部長、青森県土木施工管理技士会上北支部 理事)、羽賀義広様(青森県建設業協会上北支部 理事、青森県土木施工管理技士会上北支部 理事)にも同席していただきました。お二人からは、社会人が体系的に学べる機会は貴重であり、受講生からの期待も大きいとのお話をいただきました。

 本プログラムの1回目の講義は8月27日に行われる予定で、21名が受講することになっています。 

(2021年8月25日 掲載)

●2021年8月26日(デーリー東北)
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(2021年8月31日 掲載)

坂本学長が青森県の学校教育関係者による合同懇談会に参加しました

●2021年8月26日(東奥日報)
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キッズデザインアカデミー 2021 in HITの開催中止について

 9月18日(土)に開催を予定しておりました「キッズデザインアカデミー 2021 in HIT」につきまして、青森県内の万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网感染拡大の影響を考慮し、開催を中止することとなりました。今回は、不特定多数の参加者が見込まれることから、このような対応とさせていただきます。ご参加を予定されていた皆さまにおかれましては、大変申し訳ございません。ご理解いただけますと幸いです。今後、別の日程で開催する場合は本学ホームページにてお知らせいたします。

田中義幸教授(生命環境科学科)が平内町で講演しました(8/20更新)

 8月4日、生命環境科学科の田中先生による講座「ふるさと歴史講座~浅所小学校白鳥観察記録と浅所海岸の環境~」が平内町山村開発センターにて開催されました。約20名の方々が、田中先生の熱く楽しいお話に相槌を打ちながら耳を傾けていました。

 浅所小学校の児童による白鳥の観察記録をとりまとめ、英文学術雑誌への掲載にこぎつけた平内町白鳥を守る会の方々と田中先生。この日は、論文の共著者でもある同会の三津谷会長と小形副会長にもお話いただき、白鳥の観察記録の歴史が紐解かれました。鳥インフルエンザや浅所小学校の閉校により一時は観察がストップしたことも。困難を乗り越え、現在の活動に至っていることを教えていただきました。
 講座の後半では、受講生の方々に実際の浅所小学校の児童たちによる観察日誌を見ていただきました。1955年に始まった観察。手書きの文字や紙の具合が、当時にタイムスリップさせてくれるようでした。受講生の中には浅所小学校の卒業生という方もいらっしゃり、実際に自分が観察した記録を懐かしそうに眺めていました。

 田中先生の専門である生態学は、生物と環境との関係について明らかにすることを目指しています。一般に長期にわたって高頻度に生物の個体数を記録し続けることは困難であり、浅所小学校の児童たちによる白鳥の観察記録はとても大きな価値を持つデータです。当時の児童の皆さんたちは、ご自身が観察していた時には、将来、学術雑誌に掲載されオープンデータとして世界中の研究者や行政担当者に見てもらうことになるとは想像もしていなかったことでしょう。田中先生と守る会の方々はロマンに溢れたこの研究を、より多くの方々に知ってもらいたいと願っています。

(2021年8月5日 掲載)

●2021年8月12日(東奥日報)
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(2021年8月20日 追記)


 平内町教育委員会生涯学習課が開講している「ひらないカレッジ」にて、本学の田中先生が講師として登壇します。詳細は下記の通りです。

日時 :8月4日(水)10:00~12:00
場所 :平内町山村開発センター
テーマ:ふるさと歴史講座~浅所小学校白鳥観察記録と浅所海岸の環境~
問合せ:平内町教育委員会生涯学習課(平内町山村開発センター内)  TEL:017-755-2565
チラシ:こちらからご確認ください

 田中先生と平内町白鳥を守る会による活動は複数のメディアに取り上げられています。まとめたものはこちらからご確認ください。

(2021年7月29日 掲載)

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