11月 1, 2021

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創生デザイン学科の講義で青森県伝統工芸士?山田友子さんに講演していただきました(11/1更新)

 10月25日、創生デザイン学科の講義「デザインマーケティング論」にて、青森県伝統工芸士の山田友子さんによる講演が行われました。この講義では、地域資源活用によるマーケティングのあり方について学んでいます。特に、伝統文化を活用したデザイン実践の現状とその問題点を把握することを目指します。

 講義の前半は、山田さんの制作分野である「南部菱刺し」について、経験を交えながらお話していただきました。若い頃は伝統工芸に興味がなかったという山田さん。企業での経験などを経て、その魅力に気づいたそうです。学生にも、将来時間が経って地元に目を向けた時、改めて工芸品の魅力を感じるのではないかと話しました。

 山田さんは、これまでの南部菱刺しにおける活動を紹介。自ら「南部菱刺研究会」を立ち上げたり、企業とのコラボに携わるなど、外に向けて発信している姿が印象的でした。講義の中では、山田さんの作品を見せていただく場面も。学生たちは菱刺しの実物を目にしたり、身につけさせてもらいながら、制作や歴史について質問していました。後半には、山田さんが実際に刺す様子を見学しました。興味深そうに手の動きを観察する学生たちの姿が見られました。

 山田さんは今回の講演を「将来思い返してもらえると嬉しい」と締めくくりました。伝統工芸士の方のお話を直接聞ける、貴重な機会となりました。

(2021年10月26日 掲載)

●2021年11月1日(デーリー東北)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)

(2021年11月1日 追記)

小久保温教授(システム情報工学科)が八戸商業高校の生徒に講演しました

 システム情報工学科の小久保温教授が、八戸商業高校情報処理科2年生に「IT業界の職業と今後の動向」というタイトルで、10月29日に講演を行いました。これは青森県商業教育研究会高大連携推進事業の一環として実施されたものです。
 講演はすべてリモートで、万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网の研究室と八戸商業高校の教室をGoogle Meetでつないで行いました。小久保教授はWebなどのアプリの開発が専門ですが、最初に研究室の取り組みにITのトレンドをまじえて紹介しました。それからITの歴史を紹介し、IT企業の設立年を見ることで、仕事の様子が見えてくるという話をしました。さらに、アプリの開発の実際や価格をどう考えるかを紹介しました。最後に近年注目を集めている人工知能について、青森県で話題になったアノテーション、IoT、コロナ対策などの事例を紹介しました。

(2021年11月1日 掲載)