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感性デザイン学部の学生が「八戸小唄流し踊り」に参加します

 7月15日(土)に八戸市中心街で開催される「八戸小唄流し踊り」に、感性デザイン学部の学生が参加します。「地域文化論」を履修している学生が、揃いの浴衣を着て踊ります。

 同講義では3年前から、流し踊りへの参加を目指して舞踏実習を取り入れてきました。今年、4年ぶりに開催されることから、いよいよ本学の団体が初参加となります。

 現在、学生たちは舞踏実習の真っ只中。泉彩菜先生を講師にお迎えし、踊りの指導をしていただいています。本番まで、さらに練習を重ねていきます。

●2023年6月17日(東奥日報)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(東奥日報社の許可を得て掲載しています。)

(2023年6月27日 掲載)

美術?デザインのスキルアップ 高校生のためのデッサン体験会「1,2のデッサン」を開催しました

 6月10日(土)、HIROSAKI ORANDOギャラリースペース(弘前市)にて、高校生のためのデッサン体験会「1,2のデッサン」を開催しました。(後援:青森県高等学校文化連盟)本企画の講師は、感性デザイン学部の皆川俊平准教授、宇野あずさ講師が担当。また、デッサンのモデルやデモンストレーターとして、同学部の学生も参加しました。
 当日は17名の方に参加いただき、デッサン用具の扱い方や、人物モデルをモチーフにしたデッサン体験、個別指導が行われました。デッサン体験会は、8月に八戸市内でも実施予定です。

(2023年6月20日 掲載)


 感性デザイン学部感性デザイン学科が主催し、デッサン体験会を開催します。美術部で表現を追求したい高校生や、美大芸大への進学を目指す高校生の実技試験の対策をおこなうものです。
 大学でデザインや表現の指導、また美大芸大の受験指導経験のある講師が、ひとりひとりの作品に、スキルアップのためのアドバイスをします。

日時:2023年6月10日(土)11:00~17:00
会場:HIROSAKI ORANDOギャラリースペース(〒036-8035 青森県弘前市百石町47-2)
参加費:1,000円

 詳細や参加方法は、以下のリーフレットをご確認ください。

履修証明プログラム「HIT機械工学基礎プログラム」を開設します(6/9更新)

 本学では、社会人に向けたリカレント教育として履修証明プログラム制度を設けており、今年度は新たに「HIT機械工学基礎プログラム」を開設しました。地域の将来を担う若手機械技術者の方を対象に、機械工学の基礎的事項を教授するものです。(共催:六ケ所村産業協議会)

 本件について、6月2日(金)に記者会見を実施しました。本学からは、坂本禎智学長と太田勝教授が出席。また、六ケ所村産業協議会の千田昇会長にも参加いただきました。
 坂本学長は、本プログラムが「HIT土木工学基礎プログラム」「HIT海洋学プログラム」に続き、3件目の履修証明プログラムであることを紹介。教育?研究の成果を社会に還元することが大学の使命であると話し、「今後も人材育成を通し社会貢献していく」と強調しました。また、千田会長からは、これまで機械工学に触れてこなかった方が知識を修得することを、会としてバックアップしたいと意欲が語られました。

 機械工学における4力学(材料力学、機械力学、熱力学、流れ学)の基礎を教授する本プログラム。講義担当者の一人である太田教授は「専門分野について理解できるようサポートしたい」と話しました。今年度の募集はすでに締め切っており、11名が受講予定。初回の講義は6月3日(土)に六ヶ所村内の会場で行われました。

(2023年6月5日 掲載)

●2023年6月3日(デーリー東北)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)

(2023年6月6日 更新)

●2023年6月3日(東奥日報)
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(東奥日報社の許可を得て掲載しています。)

(2023年6月9日 更新)

星野保教授(生命環境科学コース)が日本菌学会 学会賞を受賞しました(6/8更新)

 工学部工学科(生命環境科学コース)の星野保教授が、日本菌学会において学会賞を受賞しました。研究題目は「低温環境に適応した菌類の多様性?生理生態と利用に関する研究」です。星野教授は、5月27日~28日にかけて熊本市で開催された、日本菌学会第67回大会での授与式に出席し、受賞講演を行いました。講演の様子は、日本菌学会第67回熊本大会 受賞講演会 YouTubeにてご覧いただけます。

(2023年5月30日 掲載)

●2023年6月6日(東奥日報)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(東奥日報社の許可を得て掲載しています。)

(2023年6月8日 更新)

課外活動の結果について(卓球部、硬式野球部、バレーボール部)

卓球部

 5月20日?21日に宮城県塩竃市?塩釜ガス体育館で開催された万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网5年度東北学生卓球連盟春季リーグ戦において、本学卓球部が男子Ⅰ部リーグで2位入賞を果たしました。また、7月13~16日に神奈川県横浜市?横浜武道館で開催されるインカレの出場権を獲得しました(14回連続21回目)。

【試合結果】
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 4-2 富士大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 4ー1 東日本国際大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 2-4 東北学院大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 3ー4 東北福祉大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 4-2 東北学院大学二部

総合順位 2位(3勝2敗)

【敢闘賞】
大澤 陽斗(機械工学科4年:東奥学園)


硬式野球部

 4月~5月にかけて開催された、北東北大学野球春季2部リーグ戦において、本学硬式野球部は9勝1敗で2位となりました。盛岡大学との優勝決定戦に敗れはしたものの、秋季リーグでのさらなる活躍が期待されます。

【試合結果】(春季リーグ戦)
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网    6   - 0  秋田大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  5 - 3 秋田大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  19 - 3 弘前大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  8 - 5 弘前大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  18 - 3 岩手県立大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  7 - 1 岩手県立大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  6   - 2 盛岡大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  1 - 4 盛岡大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  3 - 0 青森公立大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  4 - 1 青森公立大学

(優勝決定戦)
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网  3 ? 10 盛岡大学

【優秀選手賞】
投 手 渡辺 凌晴(電気電子工学科3年:万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网第一)
【最多盗塁賞9盗塁】 
一塁手 貝森 響貴(土木建築工学科4年:大舘桂桜)


バレーボール部

 4月~5月にかけて開催された、東北バレーボール大学春季リーグ戦(1部)において、本学バレーボール部は5勝5敗で6位となりました。目標としていた順位には届きませんでしたが、秋季リーグ戦で必ず上位に進出し、全日本インカレを目指します。遠い所まで応援に来てくださった父兄の方々、OBの方々、ありがとうございました。

【試合結果】(予選リーグ:全チームと総当たり。3勝1敗で5位通過)
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 3(19-25,25-21,36-34,27-25)1 福島大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 3(23-25,25-21,25-22,28-26)1 東北福祉大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 2(25-21,25-17,23-25,18-25,12-15)3 東北公益文科大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 3(25-20,25-22,23-25,25-17)1 東北大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 0(16-25,19-25,21-25)3 仙台大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 1(25-19,21-25,19-25,15-25)3 仙台大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 0(21-25,22-25,17-25)3 東北学院大学

(順位決定戦:5位~8位で再度試合)
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 3(25-21,25-21,25-19)0 東北大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 3(25-20,25-19,25-20)0 東北公益文科大学
万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网 1(25-21,15-25,18-25,19-25)3 福島大学

【ベストスコアラー賞】(総得点数)
谷口 慶真(機械工学科3年:むつ工業) 164

(2023年6月8日 掲載)

動力研究部が?Hondaエコマイレッジチャレンジ2023もてぎ大会?でクラス2位入賞

 万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网動力研究部は,6/3(土)にモビリティリゾートもてぎ(栃木県茂木町)西コースで開催された「Honda エコマイレッジチャレンジ 2023第14回もてぎ大会」に出場しました.
 この大会は自作の自動車でサーキットを規定速度以上で走行した際の燃費を競うもので,動力研究部は2チームでエントリーしました.このうち「万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网動力研究部STD」チームが359.796km/Lの記録でグループⅢ(大学?短大?高専?専門学校生クラス)2位入賞を果たしました.ドライバーの山本一貴さん(システム情報工学科3年)とチームマネージャーの瀬戸慎之助さん(機械工学科3年)はじめ,5名のチーム員は息のあった連携を見せて,規定速度を維持しながら巧みにマシンを周回させ,無事完走させることができました.9月に開催予定の?Hondaエコマイレッジチャレンジ2023第42回全国大会?での健闘も期待されます.

(2023年6月5日 掲載)

「万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网6年度入試説明会」の開催について

高等学校等の先生方を対象とした
「万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网6年度入試説明会」を開催いたします。

高等学校等の先生方を対象とした「万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网6年度入試説明会」を、オンライン形式により開催いたします。
詳しくは、万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网「万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网6年度入試説明会」(こちらをご確認下さい)

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万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网園児とSDGs活動

5月29日(月)、八戸市南郷島守地区において、万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网の園児がさつまいもの苗植えを行いました。本学が2020年から取り組む「しまもりSDGs実践プロジェクト」の一環として実施され、今年も地域活性化団体「ふるさとルネッサンス」の上野代表や地域の方々と一緒に活動を行いました。

本学工学部工学科の高瀬教授(建築?土木工学コース)とその研究室の学生が活動の契機をつくり、園児たちをサポート。園児たちは土を掘ったり水をかけたりしながら1株ずつ丁寧に作業し、30分ほどで約100株の苗を上手に植えていました。最後は畑に向かって、「おいしいお芋ができますように」と祈りを込めました。

のどかな里山に響いた、園児たちの元気いっぱいの声。秋には、この日植えたさつまいもの収穫祭?焼芋会が開催される予定です。

(2023年5月31日 掲載)

2級ガソリン自動車整備士試験、11年連続合格100%!

 機械工学科 自動車工学コース(現:工学科 機械工学科コース 自動車工学プログラム)卒業生13名全員が、今年3月に実施された「2級ガソリン自動車整備士試験」に合格しました。これで、11年連続合格率100%を達成しました。

●2023年5月26日(東奥日報)
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(東奥日報社から許可を得て掲載しています。)

(2023年5月31日 掲載)

教育?研究活動における生成系AIの利用について

万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网では,生成系AIを利用する際の留意事項等について「教育?研究活動における?成系 AI の利?に関するガイドライン」を作成しました.
今後ともその利??法や諸課題への対応等について,国の動向等も参考にしながら,学内で検討する機会を設け,必要に応じて改正する予定です.

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ドクターカーのサイレン音と車体色の改良について研究しています

 本学は、八戸市立市民病院と共同で、ドクターカーのサイレン音と車体色の改良について研究を行っています。音の聞こえ方や車体の見え方を改善し、一般車両のドライバーがドクターカーを認識しやすくすることを目的としています。
 昨年は工学科(機械工学コース)の浅川拓克准教授、感性デザイン学科の安部信行准教授がそれぞれの研究室の学生とともに、救急車のサイレン音を測定するなど、実験を行いました。今後も、八戸市立市民病院や、同病院救命救急センター、本学工学科(建築?土木工学コース)の小藤一樹教授とともに、研究を進めていきます。

●2023年5月5日(東奥日報)
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(東奥日報社の許可を得て掲載しています。)

(2023年5月18日 掲載)

島内宏和准教授(システム情報工学コース)がAIについて取材を受けました

 昨今話題となっている「チャットGPT」などの生成AIについて、システム情報工学コースの島内宏和准教授が取材を受けました。島内准教授は、使用にあたっての課題などを挙げ、今後学内での対応を定める方針であることを話しました。

●2023年5月14日(デーリー東北)
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(2023年5月16日 掲載)

PCR検体採取BOXを八戸平和病院に寄贈しました(5/15更新)

 この度、本学が開発に携わったPCR検体採取BOX(Boxer Type2)を、八戸平和病院に寄贈しました。感染症法上における万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网の位置づけが第5類となった5月8日(月)、同病院にて寄贈式を行いました。
 式ではまず、工学科(機械工学コース)の浅川拓克准教授が、これまでの同病院との連携を説明。発熱外来の設置や感染症病棟の空調検証などで、工学的な観点から医療支援をしてきたことを紹介しました。今後も発熱患者が多く病院を訪れる機会を想定し、Boxer Type2を診療に役立ててほしいと話しました。その後、本学の大野和弘事務部長から、八戸平和病院の濵田和一郎理事長に目録が手渡されました。濵田理事長からは、「医療者が安心して診療できる」と、本学の取り組みに感謝の言葉をいただきました。

(2023年5月9日 掲載)

●2023年5月11日(デーリー東北)
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(デーリー東北新聞社の許可を得て掲載しています。)

(2023年5月12日 追記)

●2023年5月10日(東奥日報)
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(2023年5月15日 追記)

「カフェレストラン茶居花」が営業中!

「カフェレストラン茶居花 万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网店」が、本学メディアセンター内へオープンしました。スタッフの方々がつくる穏やかでホッとできる空間と丁寧な接客が魅力です。4月4日(火)の開店から1ヶ月。昼食時ともなると学生や教職員でにぎわいを見せています。

こだわりの詰まった日替わり弁当やパン、お菓子、自家焙煎珈琲などの手作りアイテムは売り切れの日も。テイクアウトはもちろん、イートインも可能です。ランチや休憩に、ぜひお気軽にお立ち寄りください(大学構内は、地域の皆様へ広く開放しています)。

※「カフェレストラン茶居花」を運営する社会医療法人松平病院と本学は、包括的な連携協定を締結しています(2022年12月20日掲載)。今回の出店は、協定締結を契機として実現されました。教育や人材育成、健康、福祉分野での連携を通じ、今後も幅広い地域貢献に努めてまいります。

(2023年5月9日 掲載)

非常勤講師の滝尻善英先生による句集が発行されました

 本学非常勤講師として歴史の講義を担当している、滝尻善英先生による句集『Z世代の詠句史』が発行されました。講義の中で学生たちが作った川柳がまとめられているそうです。

●2023年5月1日(デーリー東北)
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(2023年5月8日 掲載)

新任の先生方をご紹介します

基礎教育研究センター

竹浪 二三正 教授

 この3月まで高校で数学の教員をしておりました。八戸市内では、八戸西高等学校、八戸高等学校、八戸北高等学校の各校での勤務経験があります。
 さて、工学部の学生にとって数学は専門の勉強するための必須の道具だと思われます。学生諸君にとって必要な時にその道具を使えるようにすることが基礎教育の大きな目的だと思います。それを受けて、本学における数学の内容は理論より実践、計算力を高めることに重点を置いています。一方その内容については高等学校までの数学を土台にしており、そこでの数学の知識が十分身についていない学生にとってはハードルが高いと感じられる授業内容もあるでしょう。そこで今年度から数学の授業を補完する、数学を身に付けるための機会の拡大という意味や、初年度教育の充実という視点で新たな取り組みを始めたいと考えています。
 まず、1年生にとって必修の数学の科目について、担当教員が質問を受け付けるための場所と時間を設定します。授業時に質問できなかった事項や、授業の内容についての疑問、レポート(宿題)についてなど授業全般に関して学生の理解を深めることを目的としています。続いて、リメディアル教育において、学生により細やかに対応するためのTT(ティーム?ティーチング)の導入です。そして、学生と教員が一緒に勉強できる場所と時間の設定です。高校までの数学について不安を抱えている学生に対して少しでも、その不安を払拭できるようにします。これらのことは簡単には効果が表れないと思いますが継続したいと考えております。このほか、数学を通じての高大連携を検討したいと思っています。
 学生の数学に対する意識を変えて、学生が道具としての数学を身に付けていくためにできるだけのサポートをしていきたいと考えています。今後ともよろしくお願いします。


工学部 工学科 建築?土木工学コース

黒坂 貴裕 教授

 2020年12月、ユネスコ政府間委員会で日本の「伝統建築工匠の技?木造建造物を受け継ぐための伝統技術?」が、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載されました。つまり、いわゆる大工さんや左官さんの伝統技術がユネスコ無形文化遺産に登録されたわけです。ただし、提案にあたっては「修理する技術(受け継ぐための技術)」に絞ることで、自然資源の持続的利用を体現し、国連の掲げるSDGsの達成に貢献するものとしました。
 この提案のスタッフであった私の研究は、おおよそ50年以上受け継がれてきた建築や、それを造り、維持する技術を対象としています。街や集落の何気ないたてものでも、たとえ50年とはいえこれだけの時が経てば歴史や文化を物語ります。そのような建築を調査研究することで、記憶に溢れたまちづくりに繋げたいと考えています。単なるノスタルジー(郷愁)ではなく、まちの記憶の貧困を無くし、住み続けるための建築史?伝統技術の研究です。


工学部 工学科 建築?土木工学コース

福士 譲 准教授

 専門は建築設計(デザイン)になります。使い方/使われ方の両面から探究する建築計画学では、建築学における実学としての側面を持たざるを得ないところがあり、その不可分な関係にあるのが設計と言えます。
 これまでは住宅から古民家改修、そして公共建築など多様なプロジェクトに携わらせていただきました。市役所庁舎など公共建築の場合は、数社のコラボによる共同設計など業務の多様化が見られます。また、行政主導の公共空間に留まらない新しい公共による居場所づくりやサードプレイスなど、街づくりで求められるようになってきた空間言語も変化し、ますます提案性のある建築デザインが必要な時代となっています。新しいものだけでなく、記憶を継承するような作り方、そして共有知や集合知による新たなものづくりなど、多様な関係性の中で行われる設計業務自体に興味があり、今その設計プロセスに関する研究も進めています。設計教育と併せて努めて行きたいと考えています。


工学部 工学科 システム情報工学コース

桶本 まどか 助教

 音楽を聴いた際、「この曲を聴くと気分が盛り上がる」、「メッセージ性を感じる」など何かしらの感情を想起したり(させられたり)、何かを考えるきっかけにしたり(させられたり)ということを経験された方もいるのではないでしょうか?音楽が人にもたらす影響というのは多種多様です。私の研究では、このような音楽を対象に「なぜ音楽を聴いた際に人は感動するのか」「音楽を聴いた際の人の感動をコンピュータが理解できるのか」という2つの大きな問に対する答えを見つけるために、この問に関係する様々なテーマで研究を行なっています。分野は、音楽知覚認知、音楽情報処理、音楽音響、音響信号処理などとなります。
 研究テーマの例としては、J-POP楽曲を対象としたボーカルの声質に対する嗜好性に関する研究です。具体的には、信号処理や機械学習という技術を用いて、コンピュータにヒトが判断したボーカルの声質に対する好みを予測させるという試みです。


工学部 工学科 建築?土木工学コース

外里 健太 助教

 広域における災害を対象として、数値解析の技術を効率的に活用することで、被害の高度なリアルタイム予測を可能とする枠組み構築を目指した研究を行っています。災害に関する数値解析から得られる情報は、実験的な評価を行うことが難しい広域災害に対して貴重な情報となる一方で、計算に多くの時間を必要とすることから、災害発生時の状況に合わせたリアルタイム計算によるリスク評価が難しいという面もあります。
 私の研究では、そのような数値解析の情報を効率的に被害予測に活用するために、様々な発生シナリオを想定した数値解析を事前に実施してデータベースを作成し、データサイエンスの手法を融合することで、あらゆるシナリオでの広域災害リスクを即時的に予測可能なモデルの構築を行っております。これまでは、津波と降雨に起因する土砂災害を対象としており、今後も数値解析やデータサイエンスを活用して、防災?減災に貢献できる研究を行ってまいりたいと考えています。

「建築家の仕事展/青森」に出展しました

 4月22日(土)~24日(月)にかけて、八戸市美術館で開催された「建築家の仕事展/青森」(主催:日本建築家協会東北支部)に、本学の建築?土木工学コースと福士譲准教授(工学科 建築?土木工学コース)が出展しました。

 同コースのブースには、卒業生が取り組んだ卒業設計のポスターや模型を展示。また、今槙優さん(土木建築工学科*4年)は今回のために制作した作品?ポスターを発表しました。建築家?安藤忠雄の設計する建造物が好きだという今さん。それらにインスパイアされ、「スクウェア ハウジング」と題して設計を行いました。コンクリートの四角い建造物による集合住宅は、「自分の理想とする建築」だと話してくれました。

*現:建築?土木工学コース

 福士准教授は、これまで自身が手掛けた建築物のポスターなどを展示しました。国内外でデザイン賞を受賞した作品についても紹介されていました。

(2023年4月25日 掲載)

工学科生命環境科学コース 星野保教授、本田洋之講師が新聞で連載記事を執筆しています(4/20更新)

工学科生命環境科学コース 星野保教授、本田洋之講師が、東奥日報「あおもり菌況報告」で執筆しています。

●2022年4月27日(東奥日報)
<1>味噌玉の季節 かつては早春の風物詩

●2022年5月20日(東奥日報)
<2>植物性乳酸菌 生息する環境は多様

●2022年6月25日(東奥日報)
<3>玉みそ工場が閉まる日 親しんだ味 記憶に刻み

●2022年7月30日(東奥日報)
<4>乳酸菌の研究 好きな納豆 食べず我慢

●2022年8月25日(東奥日報)
<5>夏に出現 気の早いきのこ 八甲田の気候が育てる

●2022年9月28日(東奥日報)
<6>十和田の「ごど」 ”常識外れ”の発酵食品

●2022年10月21日(東奥日報)
<7>身近にひそむ珍菌 寒空の川で探し続ける

●2022年11月26日(東奥日報)
<8>点在する湧き水 微生物の生育 関係深く

●2022年12月21日(東奥日報)
<9>砂浜のはかなげなものたち 生き抜く小さな開拓者

●2023年1月24日(東奥日報)
<10>発酵との出会い 牛乳で育つ酸っぱい味

●2023年2月23日(東奥日報)
<11>これ食べたことあります? 「山のウニ」濃いうまみ

●2023年3月16日(東奥日報)
<12>研究所「卒業」の思い出 涙の工場 広がった世界

●2023年4月6日(東奥日報)
<番外編>本県でも食べていた「ヤマカゼ」 反響が続々 方言にも

万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网5年度入学式を挙行しました(4/11更新)

 4月3日(月)、万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网5年度入学式を挙行しました。学位記授与式と同様、体育館を会場に、保護者の方々と教職員も出席しての開催となりました。

 式ではまず、坂本禎智学長が告辞を述べました。坂本学長は学部横断型教育など本学の特色に触れ、分野を超えて幅広く学ぶことや、周囲と積極的に交流することをアドバイス。「本学の一員としての誇りを持って」とエールを送りました。
 続いて、学校法人万博体育manbetx3.0_新万博体育-下载|官网の栁谷利通理事長から祝辞が述べられました。その後、大学院と学部からそれぞれ新入生が代表宣誓を行いました。

 ご入学された皆さま、おめでとうございます。学生生活が実り多きものになるよう、祈念いたします。

(2023年4月3日 掲載)

●2023年4月4日(東奥日報)
新聞記事はこちらからご覧いただけます。
(東奥日報社の許可を得て掲載しています。)

(2023年4月11日 追記)

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